EIAAから「Digital Families」というレポートが出ている。
調査対象の子持ち2,400人の73%が毎週インターネットにアクセスしているのに比べ、子供のいない3,208人の52%しかインターネットにアクセスしていない。また、週末に限った場合、子持ちのデジタルファミリの58%はインターネットへアクセスするが、子供のいないケースでは40%に留まる。
国別では北欧諸国のアクセス率が高く、スウェーデンでは子持ちと子供のいないケースの開きが30%もある。子供がいるとおいそれと外食やショッピングもできず、以前なら自宅でTVでも見るしかなかった。
しかし、現在はインターネットでニュースを見て、オンラインショッピングをし、乳幼児向けのレシピを検索したり、同年齢の子供を持つ友人・知人とEmail、Chat、Skypeでコミュニケーションをとり、写真やビデオをアップロードして離れた所に住むおじいちゃんやおばあちゃんに見せることもできる。離乳食、オムツ、肌着などのレビューを自分のBlogに書き込んだり、好きな音楽、映画やビデオのクリップをダウンロードすることもできる。
だから2004年と比べると2007年のデジタルファミリがインターネットに費やす時間は36%も増えて11.6時間に達している。そしてデジタルファミリの27%はヘビーユーザだ。
普通なら年代が上がると様々な行動に制限がついたり、若い世代が飛びつくトレンドに遅れをとりそうなものだが、デジタルファミリはちょっと違う。16-18歳の子供を持つデジファミの47%はIMを使っている。その他の年代の子供を持つデジファミが37-38%なのを考えると跳びぬけている。検索、Email、SNS、音楽ダウンロード、映画・TV・ビデオクリップなど、どのカテゴリで見ても16-18歳の子供を持つデジファミの行動が最も多い。
結果的に、TVを見なくなり、本や新聞も読まず、電話の回数も減り、新聞も読まないといういつものパターンが示されている。
Source:EIAA / Digital Families (pdf)
0 件のコメント:
コメントを投稿