HitwiseからUSAのSNS現状を説明するレポートが出ている。
ちょっと驚いたのはSNSカテゴリへのトラフィックが減少していることだ。2007年6月23日の週がピークで、全体シェアの9.01%を占めていたようだ。2008年2月と比べると53%も多い。2月のシェアは5.9%まで落ち込んでいる。
Hitwiseはこの落ち込みを、広告、プライバシー、そして過剰なfriends requestやnotificationだとしている。Facebookではアプリケーション経由のfriends requestやプライバシー違反に反対するグループができているくらいだから、その影響はなしとはしないが、それだけだろうか?
2008年1月のPVは15.3%も落ち込み、前年比は26%ダウンだ。2007年11月から「ショッピング&案内」セクターに抜かれている。好転する兆しが見えない。
ただ、Hitwiseはマーケットシェア下落にもかかわらず、滞在時間が延びているとしている。2月28日は20分44秒で前年の14分58秒から39%も増えているとしている。しかし、この滞在時間の増加は下にあるように年齢層が上がっていることと関係しているのだろう。
Source:Hitwise / US Social Network March 2008 (ユーザ登録必要)
移り気な消費者の中でも若年層は足が速い。それに比べ、レイトマジョリティの大半を占める中高年齢層は遅れてきた分だけ滞在時間が延びているのではないか。
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