それによると景気の下降局面でも10カ国6,000人の消費者のうち68%は社会貢献を行うブランドに対して忠誠だし、71%は景気下降局面だからこそ社会貢献に関して時間をかけて考え、お金を使うと答えている。
いくつか数字を拾ってみる。
- 42% 同じ質と価格なら、デザインや革新を抑えて社会貢献を重要視する
- 52% 社会貢献に実績のあるブランドを推奨する
- 54% 社会貢献を行うブランドならその製品プロモーションを支援する
Source:Cause Marketing Forum
Source:Good Purpose (pdf)
さて、Xmasが近いこの時期、企業・ブランドが行っている社会貢献のひとつにHPの「Magic Giveaway」キャンペーンがある。(下をクリックでサイトへ)
Source:HP Magic Giveaway Campaign
「柳の下の二匹目のドジョウ」と言われそうだが、今月頭に始まったばかりの今回のキャンペーンは下の参考で示した前回の31のBlogサイトではなく、新たに選抜した50のBlogサイト共通で行われている。HPのPC、プリンタ、ソフトなどをパッケージとし、「恵まれない人々、介護・福祉施設」などへ送るキャンペーンだ。参加する50のBlogそれぞれで内容は若干違うようだが、例えば、パッケージを贈りたい人や施設の写真、ビデオをFlickr、あるいはYouTubeにアップしてユーザはコンテストに参加することになる。
参考:HP - Social Media Marketing (Online Ad 2008/12/01)
今回のキャンペーンが前回と違うのは、上のページから直接、Best Buy、Circuit CityなどECサイトへリンクしており、直接購入することができる点だ。また、前回はHPのサイトとは別なサイトでキャンペーンの紹介をしていたが、今回はHPのサイト内に紹介ページを公開している。
社会貢献とソーシャルメディアマーケティングが結びついた今回のキャンペーンだが、前回に勝るとも劣らない結果が今から見えるようだ。
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