さて、TVBは2009年の総スポットTV収入は、今年の7%から11%のダウンと見ている。

9月予想時点のデータ(上半期)を見ると、トップ10カテゴリの中で前年比減となっていないのは、Telecom、Gov、Propertyだけ。中心である自動車は13.5%も落ちている。




Source:TVB / Revised 2009 Forecast
Source:MarketingCharts / TVB Revises 2009 Forecast to Reflect Larger Declines
新聞、雑誌などが購読者数減、広告収入減の板ばさみにあって何とかオンラインで穴埋めをと考えてもまだまだその一部にしかならない状況がある。その状況がTVにも起こってきそうだ。
エネルギー・食料価格高騰、信用収縮、不動産価格下落、DVR普及、オンラインビデオ、モバイルWeb、オンライン検索広告、そしてソーシャルメディアマーケティングとそろってくると、今回の金融危機およびメディアシフトによるTVへの影響は長期間にわたる。この間、企業・ブランドは効果、効率の良いメディア、マーケティング手法へ移行してゆく。そして、この道は不可逆のルートになるから、メディアシーンは大きく変わることになる。
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