2011/05/02

Pitney Bowes Twitter Case Study

さて、Twitterアカウントを開設し、ピーチクパーチクとつぶやき始めたB2B/B2C企業の多くは、発信すべきコンテンツに関して何も考えて はいない。広報系プレスリリース、ニュースリリースをTweetしているだけで既存メディアを使ったマーケティングと何ら変わることはない。昔から変わら ないコンテンツをただ、チャネルを変えて発信しているだけだ。

ユーザがエンゲージメントや共有するコンテンツを判断、コントロールしていることに考えは及んでいない。

昔と同じコンテンツ、やれ、「どこそこのランク100に選ばれた」とか、「いくら寄付した」だとか、「新製品を発表した」といった、聴いて欲しい、知って欲しい、評価してもらいたいことのオンパレードだ。そんな情報やコンテンツを社員以外の誰が共有してくれるのだろう?そんなお手盛りコンテンツを共有しているユーザを誰が信頼するのだろう?

ユーザやオーディエンスが共有してくれるコンテンツにかけるマーケティング予算は2010年にすでに33%に達していた。そして、2011年の今年は、コンテンツが王様になる年だ。そんな年にTwitterアカウントを開設し、価値のないコンテンツを垂れ流しているだけの企業の多いこと、多いこと。当然、効果指標なり、目標とするROIなりがあるわけでもない。

そんな中、ユーザ・オーディエンスに価値を提供している事例として、Pitney BowesのTwitter事例をまとめてみた。
B2B企業ではあるが、Pitney Bowesが行っているコンテンツマーケティングはB2Cにも適用されるべきものだ。

そして、コンテンツマーケティングの核を成し、次のステップへ押し上げるのはコンテンツキュレーションということになる。ユーザ・オーディエンスに彼らが認める価値を提供できるかどうかは、この「コンテンツキュレーション」にかかっている。

しかし、そんなことは考えもせず、気にもせず、「俺が俺が」的や「我社が我社が」的なコンテンツ、社内の誰も、あるいは海外現法社員の誰もアクセスしたことのないURLへのリンクを発表するTweetしかしないのがWeb -1.0(ウェブマイナス1.0)企業となる。

担当者は最新ツール、サービスをよく理解しているが、彼らのマインドセットは昔のままだ。担当者はツール、サービスを活用したマーケティングを考えるが、発信するコンテンツは昔のままだ。ここに上流コンサルティングの必要性がある。結局、縦割りサイロ組織に横穴を開けなければコンテンツ・キュレーションが必要とするコンテンツは入手、制作、発信できない。

そうそう、もう少しで忘れそうになったが、ここでいうコンテンツとはSEOがらみで語られるコンテンツではないことだけは誤解なさらないように...。 キーワードとか、検索実績数とか、タグとか、メタデータとか、リンク構築とか、そういった担当者レベルの話ではない。ここでいうコンテンツとはユーザ・オーディエンスが認める価値を持ったコンテンツであって、企業・ブランド側が認める、認めて欲しい価値のあるコンテンツではない。

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