2007/04/17

Blogger :No Response When Reporting Critical Trouble

なぜ昨日、記事をアップしなかったかと言うと、アップできなかったからだ。

下の画面はBloggerの通常の「作成」モード編集画面だ。
そして次の画面はBloggerの「HTML」モード編集画面だ。
ところが先週の金曜日から、書きかけの記事を開くと以下の画面が表示され、「b」、「i」などの編集ボタンがない。「HTML」、「作成」モードの表示もない。そして、「下書きとして保存」、「公開」のボタンも全く機能しなかった。
どうやらヒンズー語対応にするため、金曜日に5分程度のメインテナンス後、日本語インタフェースが崩れたらしい。

そこでBloggerのサポートにEmailを、金、土、月(早朝)曜日に出したが、無しのツブテだった。それが月曜日の午後遅く(4時以降に)なってようやく復旧したようだ。結果として、約3日間、Bloggerの日本語インタフェースは使えず、新規記事の編集も下書き記事の編集・公開もできなかったことになる。また、そのトラブルが公表されていない。Bloggerの日本ユーザ数は分からないが、少なくとも1人は、このトラブルによって記事をアップすることができなかったことになる。

さて、ここから何を学習すればいいのだろう。例えば、企業Webサイトが3日間、何の通告もなくサービスを停止した場合、ステークホルダー(顧客、従業員、株主・金融機関、ビジネスパートナー、地方自治体など)はどのように判断するのだろう。ビジネスを継続する意思無しとみなすか、重大な告知義務違反とみなすのか。これがECサイトやオークションサイトなら、とんでもない問題となることは明らかだ。

Bloggerは無料サービスではあるけれど、実質は違う。GoogleからするとBloggerはAdSenseなどの広告媒体でもある。Bloggerの日本語インタフェースがトラブルを起こし、約3日間新しいページ追加ができないことで発生した損失は如何ほどだろう。BloggerのトラブルがBlogger部門内だけに留まるという縦割り弊害の象徴だ、大企業病がGoogleにも蔓延してきたと断定するのは行き過ぎだろうか?

何にしてもオンライン広告業界で最大手とみなされる企業のビジネスとしてはいただけない。

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