12月5日と3月29日で比較すると、以下のように大幅な伸びになっている。
- 視聴回数:750万回→→→ 1,240万回
- コメント数:14,062個→→→24,125個
- お気に入り数:26,905→→73,527
ところが、Vidmeterによるランキングを見ると3月27日からトラフィックが跳ね上がっている。
ビデオへのリンク数を元にランキングを出しているViral Video Chartでも、最優秀「Most Creative」ビデオに選出された「OK Go」に続いてFree Hugsは、過去24時間で49リンクが張られ、二位に顔を出している。
どうやらYouTubeのVideo Awardを受賞したFree Hugに、新しいYouTubeユーザが殺到しているようだ。また、本Blogの「Free Hug Campaign: Global Viral Effect」にも時期はずれに近い形で散発的なトラフィックがあった。
Source:YouTube / Video Awards 2006
Source:Videmeter / Free Hugs Campaign
Source:Viral Video Chart / Today's Top 20 Viral Videos
参考:Free Hug Campaign: Global Viral Effect
YouTubeにアップされてから半年で1,240万回以上の視聴回数をたたき出した「Free Hug」は、究極のバイラルビデオだ。そしてYouTubeでのHonorを見ると、Most Discussed (All Time) - Entertainment - All、Most Discussed (All Time) - Entertainment - Englishで#1となっている。いかに世界中のYouTubeユーザの中で、このビデオの本質、コンテンツが語られ、意見が出されたかが分かる。結果として、日本や韓国をはじめ、各国でFree Hugキャンペーンが実行されている。この意味で社会貢献型のキャンペーンともいえる。
その他の面白ビデオやお笑い系、可愛い系ビデオに比べると、ユーザ間での対話を生成し、コメントやリンクを派生させ、各国で類似キャンペーンを実行させるFree Hugに勝るバイラルビデオはない。この露出を広告費に換算した場合、一体いくらになるのだろう?
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