2007/04/20

Netvibes Universe Launched

NetvibesはAjaxを用い、個人が如何様にもカスタマイズできるパーソナライズドページサービスを提供している。非常に使い易く、筆者も利用している一人だ。そのNetvibesが4月17日に、「Netvibes Universe」をリリースした。ポイントを以下に挙げる。

パーソナルユニバース
Netvibesユーザがカスタマイズしたページを世界のNetvibesユーザに公開することができるようになる。現状は、右図のサイドバーにある「Suggest」、「Browse」、「Create」ボタンのうち、「Create」は「(soon)」と但し書きがあり、まだ使えない。しかし、今後、Netvibesユーザはプライベートと、パブリックの2つのページを持つことになる。このうちパブリックページのコンテンツやWidget、フィードなどを公開できるようになる。

ブランドユニバース
すでにBen Harper、Moby、Deftones、Mandy Moore、50 cent、Snoop Dogg、そして、CBS、CNN Money、Newsweekなどいくつかのブランドユニバースが公開されている。上記、パブリックページをブランドのユニバースとして公開している。そしてのこのブランドユニバースのコンポーネントを自由に、自分のプライベートにでも、パブリックページにでも追加することができる。(今の所、自分のユニバースは作れないので、従来のページに追加される)

ユニバースナビ
Netbivesのサイドバーに「ユニバース」ボタンが追加され、プライベートと、パブリックページの行き来をさせる。◎アイコンが「ユニバース」ボタンだ。

Source:blog.netvibes.com

すでにCBS、Time、LA Times、LeFigaro.fr、Les Echos、Forbes、USA TodayなどメディアがNetbivesユニバースに参加して、ページを公開している。今後、多くのブランドユニバースや個人のパブリックページがリストアップされ、簡単にコンテンツのコピー、移動、削除が可能となる。そして、メディア企業だけではなく、例えば著名人が利用しているフィード、コンテンツやWidgetが世界中で共有されるようになる。

コンテンツやWidget、フィードを総まとめして参照できたり、自分のプライベート、あるいはパブリックページに取り込むことができるこのサービスは、クチコミ効果と重層露出面でブランドにとって大きな可能性を秘めている。また、個人ユーザが創造するNetbivesユニバースのコンテンツ内にブランドが入り込み、露出できるスペースとしても意味がある。

マーケターやブランドが殺到するSecond Lifeよりも、もっと効果測定が可能であり、コンバージョンも計れるはずだ。

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