BBCがガザで誘拐されたレポーター、Alan Johnstonの解放を支援してもらうためのWebやBlog用ボタンをアップしていることをMicropersuasionが伝えていた。
BBCによれば、3月12日、ガザ市内のオフィスから帰宅途中のJohnstonが誘拐されてから7週目に入る。3月以来、BBCは「Timeline : Alan Johnston Missing」で彼の早期解放を要求し、様々な関係筋の情報、働きかけを伝えていた。
5週目には、父親からの手紙が掲載されていたが、ショッキングなことに週末に殺害の未確認情報が飛び込んできた。その後、パレスチナのアッバス議長の軍関係者が彼の生存を確認してはいたが、まだまだ予断は許さないようだ。
そこで4月17日、「Timeline : Alan Johnston Missing」は、彼の早期解放を支援してもらうため、WebやBlogに追加するボタンを公開し、より多くの力を借りることになった。25日時点ですでに52,000人以上が嘆願書にサインしているし、220人以上がボタンをBlogなどに追加している。
過去3年間、ガザに拠点を置くメジャーなメディアの中で、唯一の外国人ジャーナリストとして、昼夜を問わず記事を送り続けてきた彼の解放を支援したい。Sourceリンクのうち、「How you can help」へいくと、ボタン用のHTMLがあるので、是非、協力していただきたい。
彼の無事な解放を願うばかりだ。
Source:Micorpersuasion / links for 2007-04-25
Source:BBC / Timeline : Alan Johnston Missing
Source:BBC / How you can help
Web 2.0、Crowd Sourcingの時代と呼ばれる今、そのパワーを既成メディアの代表格であるBBCが借りてまでAlan Johnstonの解放を働きかけようとしている。その支援を求める声に呼応して、彼の無事な解放を願う世界中の人々が意思を表明し始めている。既成メディアを上回るほど圧倒的な影響力を与えるメディア自体が我々であり、インターネットであり、そこには人種、言語、国境はないと信じたい。
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