Point Topicから2006年Q4のブロードバンドレポートが出ているので忘れないうちにアップしておく。
2006年末までに全世界のBBは2億8,150万回線に達し、前四半期から1,770万回線(6.7%)の増加、年率では31.1%増となっている。普及率を見ると、100人当たり5.4人に達したが、伸び率を見ると2004年Q4の13.3%から6.8%へと落ち着いてきている。特にアジアパシフィック、北米で成熟してきているようだ。
地域的には東欧が14.2%の伸びで断トツ、中でもロシア、ポーランド、ルーマニアは合計で280万契約者が増えたことにより東欧の伸びの61.9%を占めている。次にMEA (Middle East & Africa)が続いている。しかし、世界7地域のうち2005年Q4の伸び率を上回ったのは、西欧、東欧、MEAだけだ。
ブロードバンド普及国トップ10で変化があったのは、ドイツと韓国の順位が逆転した。2006年Q3ではドイツに50万契約者の差をつけていた韓国だが、伸び率が1.04%と世界全体の6.7%からすると大きく落ち込み、1,400万契約者数に留まり、ドイツに60万の差をつけられた。他に順位の変動はないが、米国と中国の差が縮まってきている。2006年Q3で590万の差が、Q4で540万になっている。早晩、中国が米国を抜き、世界第一のブロードバンド国になるのは間違いない。日本は3位で変わらないが、DSLからFTTxへの移行が顕著だ。
次に世帯普及率を見ると、イスラエルとオランダの順位が逆転している。2006年Q3にオランダはイスラエルとの差0.06%で抜かれていたが、Q4にオランダは69.4%の普及率で6位となっている。
...と、Point Topicは書いている。が、下の図を見る限り、オランダは5位となっている。
Source:Point Topic / World Broadband Statistics Report - Q4 2006 (pdf)
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