
CSIが用いたのは、2150年に安全だとされる蓄積二酸化炭素量を安定させるために必要なグローバルな排出パターンを示すWRE350だ。WRE350が求めるのは、産業革命以前の280ppm、現状の385ppmに対して350ppmだ。
Global Warming Footprintが他の指標と違うのは、地球上の大気を安全なレベルに保つため、蓄積される二酸化炭素量を安定させるパフォーマンス指標と組み合わせ、それをパフォーマンスと比較する点だ。ここが、GRI (Global Reportin Initiative)、温室ガスプロトコルなどと違う。
すでに公に公開されているデータから、いくつかの多国籍企業の排出パフォーマンスを発表している。(クリックで拡大)

Source:LOHAS / Global Warming Footprint Tool Goes Online
Source:Center For Sustainable Innovation / Global Warming Footprints
日本のグローバル企業はどれくらいの数値になるのだろう。また、Special Footprint Masterclassが、5月9~11日まで開催される。果たして日本企業からの参加はあるのだろうか?
そもそも参加を呼びかけているCorporate Responsibility / Sustainability Managerという部署や役職者がいるのだろうか?
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