Analysys Internationalが公表した「China Search Engine Market Quarterly Tracker Q2 2007」によると、検索エンジンのQ2市場規模は6.575億元に達し、上半期は11.5億元となったようだ。四半期ごとでは69.4%増、年では28.8%増となっている。
検索エンジン市場の寡占化が強まっている。06年上半期に47.4%でトップを占めたBaiduは57.6%へ伸びて市場の過半数を抑えている。しかし、Googleは前年の14.9%から21.0%へと40%増の伸びを記録し、Baiduの伸び率22%を大きく上回っている。(クリックで拡大)
それに比べるとトップの入れ替わったYahoo Chinaは32%も減らして18.2%から12.5%へシェアを落としている。
Source:Analysys International / China Search Engine Market Size Reached RMB 1.15 billon in 1st half year of 2007
中国ローカルの検索エンジンはそれぞれポータル化を進めたり、Q&Aサービスを提供するなど工夫を凝らしているようだがすべてシェアを落としている。ローカル化を推進するGoogleがシェアを伸ばしてはいるが、これはYahoo Chinaなどのシェアを喰ったということでしかない。
Baiduが着実にシェアを伸ばす中、2番手の検索ブランドとしてGoogleがどのような手を打ってくるのか注目したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿