とうとうと言うべきか、ようやくと言うべきか、Second Lifeに真正面から挑戦するようなMultiverseという3Dバーチャルサイトが立ち上がってきた。
Multiverse はMMOGs (Massively Multiplayer Online Games) ネットワークであり、3Dのバーチャルワールドでもある。単一のオンラインワールドではなく、ゲーム制作のプラットフォームであり、3D体験の開発ツール を提供し、すでに世界中から11,000の開発チームが参加している。
Multiverseは、「World in Progress」というユーザがプロトタイプのゲームやプラットフォームに構築されたバーチャルワールドを体験できるスペースを提供している。
Source:GigaOM / Second Life (finally) gets a direct competitor: Multiverse
Souce:Multiverse / Press Release
Multiverseはオンラインゲームおよびビジネスにも展開できる3Dバーチャルワールドを構成するネットワークを提供している。開発に必要な時間とコストを削減するため、包括的で事前にコーディングしてあるクライアントサーバやツールといったインフラ、編集可能なサンプルのバーチャルワールドなどのフリーコンテンツを用意している。ユーザからするとMultiverse World Browserを使うだけで、MMOGsをプレーすることができ、Multiverseプラットフォームに構築されたビジネスワールドへ行き3Dバーチャルワールドを体験することができる。
MMOGsとしてみれば面白いバーチャルワールドがまたひとつ増えたということになり、ビジネスに展開できる3DバーチャルワールドとしてみるとSecond Lifeだけではなく、独自のバーチャルワールドにユーザを誘引するファクターが新しく誕生したということになる。Second Lifeにしても、今回のMultiverseにしてもROIをいかに説得力のあるものとして提示できるかに掛かっているが、Second Lifeとは違うアプローチがブランドごとにできそうな予感がある。
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