昨日に続き、M:Metricsから出された中国の携帯市場データを紹介する。
USやEU各国と同じ項目で比較した場合、携帯で音楽を聴取する率が極めて高いのが分かる。また、ゲームをダウンロードする比率も高い。
携帯市場シェアではNokiaが30.9%を押さえてトップだ。Analysys Internationalによれば2007年Q2では29.5%だったからQ4でもじりじりとシェアを伸ばしているようだ。
昨年9月に発表されたAnalysys Internationalの報告、「2007年Q2中国携帯市場」を見ると、3,485万台が販売されている。
内訳はGSMハンドセットが3,224万台、CDMAハンドセットが261万台だ。GSMは前期比7.4%減、CDMAは同24.9%増となっている。
やはりNokiaがトップシェアの29.5%、Motorolaが18.5%、そしてSamsungが10.8%となっており、この3社で58.8%を占めている。しかし、Nokiaは四半期ベースで1.8%増だが、他の2社はシェアを落としている。
ただ、CDMAではSamsungがトップシェアの24.1%、Huaweiが18.4%で追っている。
さて、中国市場では携帯で音楽を聴くユーザが驚くほど多いのだが、携帯メーカーごとにユーザの利用形態を見ると、Sony Ericssonと他社ユーザの違いが大きい。
ニュース・情報、ゲームダウンロード、写真送受信、着メロ、音楽といずれのカテゴリでもSony Ericssonユーザが他社ユーザを圧倒している。
Source:M:Metrics / China, the World's Largest Mobile Market (pdf)
Source:Analysys International / Mobile Phone Market in Q2 2007
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