昨年は50ページの英語版pdfを紹介しようにも厳格な著作権による制約があり果たせなかった。今年はどうなるのかと期待と不安で待っていたが、不安が現実になってしまった。今年は英文4ページで終わり、グラフも表もなく、概要の要約しかない。
一体全体、何のための英語Webページ、英語pdfなのだろうか。仕方がないので4ページpdfから幾つか拾ってみる。
- ブロードバンド
- 2015年までに3,000万弱のブロードバンド回線
- 30%前後は16Mbps以上の帯域利用
- ITC業界規模は独GDPの12%弱に達する
- モバイル&Web2.0
- 2015年までにモバイルブロードバンドは20万回線以上
- ソーシャルネットワーク、フォーラムの存在感増大
- バンドルサービス
- 2015年までにトリプルプレイ、クアドプルサービスが50%前後
Source:Deutschland Online (pdf)
参考:Deutschland Online 4 (Online Ad)
要約の最後に「世界経済発展の起爆剤としての国際的なブロードバンドの成長」という一節がある。「ブロードバンド化は世界各国で進み、国際競争力に重要度を増している。将来、情報社会における米国の占有力は弱まる」と書きながら、「コミュニケーションとエンタテイメントが国際面からももっとも注目されるサービスだ」としている。
このコミュニケーションとエンタテイメントのリソースが米国である限り、米国の占有力は弱まるどころか、一層、強固になると考えているだけに、もっと詳しいデータやアナリストの意見が聞きたい。
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