それによると、以下のような結果となっている。
- 7% Blogはマーケティングの重要なエレメント
- 8% アクティブにBlogをプロモート
- 14% Blogの価値が不明だが、役に立つと考える
- 5% Blogをしてはみたが、うまく機能せず、期待する効果が得られない
- 11% Blog効果を活用できない
- 36% Blog実験中
- 20% Blog必要性を認めず
Source:Forrester Research / Forrester's B2B Syrvey : Web 2.0 and Customer Marketing
上でForresterのグラフと項目の順番を変えたのは、ロジャースのベルカーブと比較するためだ。
ロジャースによると、イノベーターおよびアーリーアダプター層を合計すると16%となる。それをForresterの項目、1番目と2番目だとすると15%となる。
また、アーリーマジョリティは34%だが、Forresterの3、4、5番目を合計すると30%となる。
そして、レイトマジョリティは34%だが、Forresterの6番目は36%となっている。
最後にラガードは16%で、Forresterの7番目は20%となっている。
B2BにおけるBlogも、おおよそロジャースの分類比率と同じような比率になっているのではないだろうか。
- イノベーター(革新的採用者)--------------2.5%
- アーリーアダプター(初期採用者)---------13.5%
- アーリーマジョリティ(初期大量採用者)----34%
- レイトマジョリティ(後期大量採用者)-------34%
- ラガード(伝統的懐疑主義者)-------------16%
そしてB2C企業もこの大きなうねりの中で、スタティックなWebページではなく、ダイナミック、かつオープンで、公正、平等な会話を行うツールとしてBlogを活用し始めている。B2BでのBlog、企業CEOによるBlogや製品・サービスBlogも、今、ようやく普及期を迎えているのではないだろうか。
以前、「The Future of the Internet」で書いたように;
技術の進歩に後れてしまうラガードはいつの時代にも存在する。ロジャースの「Diffusion of Innovation (Innovation普及学)」が示しているように; ラガードは、社会システム内で孤立し、彼らが原点とするのは過去だ。決定権を握るのは前はどうだったかということで、比較対照する情報が不足しているため技術革新、新製品に疑いを持っている。だから最後まで、新製品や技術革新を採用することはない。
今、イノベーターとアーリーアダプターがBlogを積極的にマーケティングに取り入れている。若干のアーリーマジョリティ層がそれを追随している状況だ。今年中には、レイトマジョリティとラガードとの大きなギャップが可視化されるのではないだろうか。
参考:The Future of the Internet II (Online Ad 2006/09/27)
参考:Why CEOs should learn to love the blog (Online Ad 2006/11/28)
参考:Best Blogs of 2007 (Online Ad 2008/01/17)
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