2009/05/26

Consumer Insights Report 2009

モバイルゲーム配信会社、GreyStripeが最新の「Consumer Insight」調査を発表したとMobiAdNewsが伝えている。

この調査はGreyStripeのiPhoneユーザを対象として、ゲームジャンル、ゲームタイトル、機種、iPhoneのエンゲージメント指標などに関して行われている。

まず、調査対象者の
  • 年齢:25-34歳(27%)、35-44歳(25%)
  • 性別:女(48%)、男(52%)
  • 学歴:BS/BA(32%)、大卒(31%)
  • 収入:$32-78K(35%)、$78-165K(27%)
ときて「購入理由」がある。この購入理由はゲームに限らず、すべての製品の購入にかかわる理由だ。ここで、広告が購入理由の45%を占め、メーカーや販売店のWebサイトは44%だが、「友人の推薦」、すなわちWOMが70%でトップだ。
次にPC購入予定について聞いている。
そして、購入する予定のPCに関する情報を入手する信頼できるソースは、メーカーWebや地元小売店などを押さえて、「友人・家族」がトップで77%に達している。

「友人・家族」=「Someone like me」で、かつ、よく知る人間のWOMがトップだ。
Source:MobiAdNews / Cosumer Insight Study

全製品の購入理由、および購入予定のPC情報入手の信頼できるソースのトップに「WOM」が挙げられている。このWOMをどうやって醸成すべきなのだろう?

それはPRですと言いたい向きもあるだろうが、広告にしろPRにしろ、総体的なマーケティングとして考えれば、いかにメッセージやコンテンツを消費してもらうかだ。そのチャネルが何であってもかまわない。そして、今の消費者=インターネット(モバイル)ユーザの存在スペースを見れば、訴求チャネルというよりは、存在スペースを共有することこそが重要だ。

共有する存在スペースで継続的にメッセージ、コンテンツを消費してもらうことがWOMにつながり、購入決定へと期待できるのではないだろうか。

それを実行している企業・ブランドのひとつがKodakだと考える。

参考:Kodak Facebook Strategy (Online Ad 2009/04/17)

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