InternetWorldStats.comが、3月31日時点でのインターネットユーザ数を15億9,627万人だと発表した。世界人口67億人の23.8%がインターネットユーザだということになる。
筆者が保存していたデータでは2005年末で世界人口65億人の15.4%、10億人がインターネットユーザとなっていた。それから3年と3ヶ月で世界人口は2億人、インターネットユーザは6億人増えたことになる。
Source:InternetWorldStats.com Blog
Source:InternetWorldStats.com / World Stats
このネットワークはメディアとして確立し、人々の日常生活を変えている。メディア消費パターンを変えている。変わらないのは既成メディアを使った広告手法だけではないだろうか。
オンライン広告を実施しても既成メディアのオンラインサイトしか検討されていない。これではメディア消費チャネルを変えただけで、一方的なコミュニケーションメッセージを企業が消費者に配信しているだけだ。昔とちっとも変らない。
情報・コンテンツの出し手は何もマスメディアを使った企業・ブランドだけではなくなった。Blog、Twitter、Podcast、Video、SNS等など、様々な無料チャネルが一般ユーザに開放されて、彼らが日々送りだす情報、コンテンツ量は企業が送り出す量の比ではない。また、そのインパクトも企業側に勝ち目はない。
だから欧米企業は聞き耳を立て、ユーザスペースに参加しようとしている。Kodakなどはそのいい例だ。
参考:Kodak Facebook Strategy (Online Ad 2009/04/17)
この大きな戦略転換がなければ、日本企業・ブランド価値は下がるしかないと思う。
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