そういった国内事情を勘案して、韓国のポータル系4サイトは、トップページのデザイン、カラーを変えて哀悼の意を表している。




今回とは若干違うが、これと似たようなことは昨年、中国の四川大地震が起こった際にあった。MS、Nokia、Sony、Apple、Amazon、McDonald's、Cisco、Intel、Oracleなどは中国向けWebサイトのデザインやカラーを変更し、哀悼の意を表していた。
参考:China Sichuan Earthquake -2 (Online Ad 2008/05/30)
将来、必要があれば、顔の見える企業・ブランドとして消費者、顧客とエンゲージするためにソーシャルメディアスペースに進出し、オープンで対等な会話を開始した欧米企業が、Webだけではなく、Facebookなどのソーシャルメディアスペースを使って取るであろう対応と、日本の企業・ブランドが取れる対応にギャップが生じている。
四川大地震の時、Sony以外にも哀悼の意を表していた日本企業はあった。しかし、何の対応もしない多くの企業があった。現在の消費者、顧客が使うメディアは既成マスメディアだけではなく、ソーシャルメディア、モバイルになりつつあることをまだ理解しないのだろうか。既成マスメディアが配信するコンテンツ以上にユーザが創造するコンテンツが流通、拡散していることをまだ理解しないのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿