Operaから2009年3月のMobile Webレポートが出ている。
2009年2月からするとユーザ数で12.1%、Page viewは17.4%もアップしている。データ消費は19.3%アップだ。前年同月比ではユーザ数が157%増、Page viewは255%、データ消費は319%増となっている。
とにかく猛烈な勢いでモバイルがメインストリーム化しつつある。
さて、それまでトップ10の10位だった独を抜き去ったナイジェリアの場合、2008年3月比でPage viewは4,322%増、Unique user数は1,472%増になっている。そのため他のトップ10カ国と同じスケールでグラフを描くと分かりにくいので、ナイジェリアを除外したトップ9ヶ国のステータスは下図のようになる。
page view @ userのグラフはナイジェリアも含めたトップ10だ。
もうひとつ、面白いデータがある。各国ごとにどの時間帯でOpera Miniを使っているかというものだ。インドネシアおよび中国を除き、他の8カ国では午後8時以降の時間帯での利用シェアが最大となっている。
Source:Opera / State of the Mobile Web, March 2009 (pdf)
Operaによれば2009年3月、2,300万人がモバイルWebをOpera Miniを使ってブラウズし、86億ページを配信(閲覧)している。
昨年、Mobile SNSで、「2008年3月にOpera Miniのユーザは24億ページを閲覧」したと、同じOperaのデータを紹介した。
参考:Mobile SNS (Online Ad 2008/06/05)
ということは、前年比で358%増だ。このとんでもない伸びは、インターネットの創生期にも見られたことがないような超強烈な伸びだ。この勢いを背景にして、個人メディアとしても、出版メディアやソーシャルメディアスペースへのタッチポイントとしても機能し始めている。
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