2008/11/13

Razorfish FEED

Guy KawasakiがAmexのOpen ForumにBlogを書いている。

最近、「The Changing Consumer Experience」と題して、「テクノロジーが消費者体験を変革させていることを理解する必要がある。この変革および迫りくるトレンドを理解するソース」として、Razorfishの「FEED:The Razorfish Consumer Experience Report」をあげている。

このレポート内に
  • 28% Twitterを利用
  • 41% タグを利用
  • 52% RSSフィードを利用
  • 52% ブックマークを他人と共有
  • 55% Widgetを利用
  • 62% FacebookやiGoogleのWidgetを利用
  • 81% 「Most Popular」あるいは「Most Emailed」リンクを読む
というデータがある。

Source:Amex Open Forum / The Changing Consumer Experience
Source:FEED1 (pdf)

下の参考で取り上げたようにMarCom Inkのデータでは16%、Forresterのデータでは11%とされているRSSフィードが、Razorfishでは52%だとしている。

参考:RSS Feed for B2B Marketing (Online Ad 2008/11/05)

ただし、Razorfishの調査は、PEWやForresterなどとの重複を避け、「Connected Consumers」にフォーカスしている。このグループの特徴は以下のとおり。
  • BBユーザ
  • 旅行、ビデオ、チケット、Amazonなどで昨年200㌦をオンラインで支出
  • MySpace、Facebook、YouTubeなどへアクセス
  • 写真、ビデオ、音楽、ニュースなどを作成あるいは消費
こういったグループなのだが、下にあるようにアクセスしたり、利用したことのあるサイトやサービスを見ても特別変わった点はない。普通のインターネットユーザがアクセスするサイトへ行っているだけだ。
InternetWorldStats.comによれば、BBも米国の人口普及率は21.4%で19位だ。しかし、全米世帯数1.1億とBB契約数6,400万から乱暴に計算すれば、世帯普及率は55%を超えている。また、200㌦くらいならちょっとCDや書籍、チケットを買うだけで済んでしまう。

Source:InternetWorldStats.com / Broadband penetration rate
Source:US Census / Household

Razorfishがわざわざ「Connected Consumers」と断ってはいるが、こちらのRSSフィード普及率を信じたくなる。

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