それによるとヨーロッパの人々はオンラインで商品を購入し出しているし、特定の小売セクターでその傾向が顕著となっている。ここで言うコンバージョン率とは、オンラインで商品をチェックした後、その商品を購入する率を指す。
下にあるように、前年比のコンバージョン率アップ率が高いのは携帯電話、音楽ダウンロード、そしてカーアクセサリだ。コンサート・フェスティバルチケットがコンバージョン率75%だが、前年比コンバージョン率上位を示している表以外にも、旅行チケットが72%、書籍が71%のコンバージョン率をたたき出している。
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Source:EIAA / Press Release : European Conversion Rates On The Rise
参考:EIAA Mediascope Europe 2006
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既成マスメディアからの提供情報量とその訴求範囲では、現在のインターネットユーザを捕捉することは難しい。EIAAのプレスリリースには、「オンラインショッパーはインターネットを使う分、TVを見なくなっている。インターネットユーザの四分の三近くは、必要なものを短時間で手に入れられるのがインターネットだと分かっている」としている。
このメディアに露出しなければ認知も、検索も、購入もしてくれない。だからeMarketerが見るように、UKでは2006年にインターネットユーザ一人当たりで122㌦のオンライン広告が、2010年には217㌦へ、フランスは90㌦が136㌦へアップすることになる。
この広告費の伸び、オンライン露出増に日本企業はついていけるのだろうか?
Source:eMarketer / Europe: One Continent, Many Online Ad Markets
注:リンクは1週間から10日間だけ有効
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