それによると、
- 2006年のクリック詐欺率は14.2%
- Q1 13.7%
- Q2 14.1%
- Q3 13.8%
- Q4 19.2%
- 2006年の高額キーワードに対するクリック詐欺率(2㌦以上のキーワード)
- Q2 20.2%
- Q3 20.9%
- Q4 20.9%
Q4の19.2%という被害率に驚かされる。そして、Q3からQ4は、年末に向けたショッピングシーズンだから、クリック詐欺は高額キーワードを獲得して売上につなげようとする広告主の懐を直撃しているのが良く分かる。
2006年12月のクリック詐欺のうち、米国以外からのものを国別に見ると、中国や韓国など常連が上位を占めているが、南ア、アラブ首長国連邦、バルバドスなどの新顔も見える。
Click Forensicsによると、2006年のクリック詐欺率は最大になったが、アフィリエートサイト経由のクリック詐欺率はその全体比率よりも大きいという。
Source:Click Forensics / Press Release (Jan 30, 2007)
「Big Brand for Search」で取り上げたように、すでに検索広告から予算を引き上げる動きも始まっている。
クリック詐欺を何とかしてもらわないとオンライン広告の信頼性が損なわれてしまう。特に、検索広告に頼っている中小・零細企業にとっては死活問題だ。ロングテール神話が崩壊しかねない危機をはらんでいる。
参考:Big Brand for Search
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