2007/02/28

The Internet and Web 2.0

1993年のTVドキュメンタリ、「The Internet」がYouTubeに上がっている。14年前の新しい現象、「いわゆるインターネット」として紹介されている。何時頃かは忘れたが、多分1993年よりも少し前、Niftyからダイアルアップして、NASAへアクセスし、どんなデータがあるのか見たことがあった。回線料金を気にしながら、ちまちまとアクセスしていた頃だ。一昔ではなく、大昔になってしまった、そんな時代のドキュメンタリだ。



この14年間に、ビジネスそして個人ユースが大きく盛り上がり、個人のメディア消費時間はインターネットへシフトした。そして検索広告、ターゲティング、SNS、ビデオ共有サイト、Web 2.0などが注目を集めている。そのWeb 2.0をまとめたビデオ、「Web 2.0 ... The Machine is Us/ing Us」もYouTubeに上がっている。
ビデオの終盤近くに表示されるテキストが印象的だ。

   The Web is linking people…
   Web 2.0 is linking people…
   …people sharing, tracing, and collaborating…



人をつなげるメディアだという関係性メディアの特徴が良く表われている。そして忘れてはならないのはインターネットはグローバルなメディアだということだし、ロングテールに属する個人であっても既成メディアと同様、いや、それ以上に露出できる可能性を持っていることだ。ロングテールが集まり、既成メディアを追い抜き、情報共有やコラボレーションを進化させる時代になってきた。

P&GのCEO、A. G. Lafleyが、昨年のANA (Association of National Advertisers) 総会で;
  • パワーは消費者が握っている
  • マーケターおよび小売業者は、消費者にしがみついて後れないようについて行っている
P&Gは長い間、消費者がどのように商品を理解、使用すべきかを教えてきたが、
  • DVRや衛星ラジオなどの技術を使った広告を、いつ見たり、いつ消すかを消費者が選択している今日、小売側は消費者とともに学んでいる段階だ
  • 消費者があらゆる意味で我々のブランドを所有し、ブランド創造にも参加している
  • 我々は、消費者や好きな製品の回りに築かれるオンラインコミュニティによってコマーシャルが創造されるこのトレンドを認めるべく学習すべきだし、それを歓迎すべきだ
と語っている。

「The Internet」時代から、「Web 2.0 ... The Machine is Us/ing Us」へシフトしたのは確実なようだ。上のビデオでも一瞬使われているが、The Internet Archiveという米国のプロジェクトが収集したWebページのアーカイブを公開しているWayback Machineというシステムがある。1996年から各Webサイトのページを収集しており、850億ページにもおよぶアーカイブには米国だけではなく世界中のWebサイトが含まれる。このシステムが明らかにするのはインターネット・Webの変遷だけではなく、メディアと人間の関係、そしてトップダウンからボトムアップ、あるいはグラスルーツへ移行するマーケティングの変遷も映し出しているのかもしれない。

参考:Letting Consumers Control Marketing : Priceless
参考:Wayback Machine

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