最近、Samsung USAから来たニュースレターは「Four Seasons of Hope」という社会貢献がメインになっていた。
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これはスポーツ有名選手やセレブと連携し、子供や家族の生活の質を向上させようという活動で、2002年の5月から開始されている。Arnold Palmer、Joe Torre(ドジャース監督)、Ruddy Giuliani(元NY市長)などを担ぎ出すだけではなく、Best Buy、Sears、Lowe'sなど小売ビジネスのパートナーもラインアップしている。
活動開始からSamsungは2,000万㌦を寄付したということで6月16日に盛大なパーティを催したようだ。
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Source:Samsung / Four Seasons of Hope
国際機関、NGOや非営利団体とタッグを組んで社会貢献活動を実践しているケースは多い。が、SamsungはBest Buyなどの小売大手だけではなく、テキサス州のみで展開しているようなローカルの大手小売とも手を結んでいる。
ただし、これらローカルの大手小売のWebサイトには「Four Seasons of Hope」の「F」の字も見えない。社会貢献というよりもローカルに特化した販売促進策が見え見えだ。
一方、Flipという低価格ビデオカメラを出しているPure Digital Technologiesが実践している社会貢献活動はというと、承認されたNGOが彼ら自身の活動を撮影し、BlogやSNSにアップするためのビデオカメラを半額で提供する「Spotlight」プログラムだ。これは、1台買えば1台おまけでもらえ、それを100万台まで提供するプログラムだ。
Source:Flip / Press Release
Source:FlipVideo Spotlight
FlipのほうはClinton元大統領が主催する「Clinton Global Initiative (CGI)」と提携し、世界中のNGOに対してプログラム申請を呼びかけている。世界各地のNGOが様々な活動状況をソーシャルメディアスペースにアップしてゆく際、Flipが使われることになる。
どちらの社会貢献活動が、カバーするテリトリが広く、深く、本当の意味での社会貢献活動に役立つかは明らかだ。そして、どちらが活動のサポーターとしてのブランドも広く、深く認知されてゆくかが明らかだろう。
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