ReadWriteWebが、Sysomosのソーシャルメディアプレゼンスをベースにしたトップブランドランキングを伝えている。
ReadWriteWebも書いているように、このランキングはInterbrandが採用している財務データだとか、経済的な付加価値だとかは関係ない。Blog、フォーラム、ニュースサイトなどのソーシャルメディアスペースにおけるプレゼンスから判定している。
だからInterbrandランキングでトップのCoca-Colaは11位だし、7位のGoogleはSysomosではトップになっている。
なお、Sysomosはセンチメント判定もやっていて、そのトップにはSamsungが座り、Nokia、Intel、IBM、そしてCiscoが続いているそうだ。
Source:ReadWriteWeb / The Top 3 Brands by Social Media Presence
家電メーカーとしてSamsungがランキング9位に顔を出し、センチメントでトップに座っているということは非常に大きな意味を持つ。FacebookやTwitter、フォーラム、BlogなどのソーシャルメディアスペースでSamsungブランドが語られているのだ。そして、肯定的なポスト、コメント、エントリ、メッセージにおいてSamsungがトップなのだ。
下の参考で書いたようにソーシャルメディアを意識したマーケティングを行っているSamsungだからこそ、ソーシャルメディアスペースにおける露出、共有、再露出も当然のごとく増えてゆく。
参考:Extreme Sheep LED Art (Online Ad 2009/03/24)
参考:Samsung LED TV Campaign (Online Ad 2009/04/16)
そして、この露出は何も米国に限った話ではない。YouTubeに上がっているExtreme Sheepのビデオは全世界のユーザが視聴しているし、バズの30%は非英語になっている。
すぐにでも手を打つ必要がある状況だ。
Source:YouTube
Source:ViralVideoCharts
なお、Interbrandのランキングの重要性や意味は変わらないだろうが、Sysomosなどが提供するソーシャルメディアにおけるブランドランキングの重要性や意味はこれから一層、重きを増してくることは間違いない。
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