様々なサイトやキャンペーンで露出された4億impression以上を調査し、CTR、コンバージョン率、ATR (Action Thru Rate) を行動および文脈カテゴリについて評価、解析したものだ。
1,000万impression以上が露出された9つの行動カテゴリを、様々な文脈カテゴリと照らし合わせて調査したものだ。
行動ターゲティングされた広告を比較すると、掲出ページの「文脈に合ったもの」と、「文脈に合わないもの」で違いが明らかとなった。
- 108%高い
行動ターゲティングされた広告を見ると、文脈に合ったものよりも、文脈に合わないもののほうがCTRが108%高い
行動ターゲティングされた広告は、広告自体の内容とは違う文脈内容のページのほうがクリックされる。 - 19%高い
行動ターゲティングされた広告のコンバージョン率やATRは、広告自体の内容と同じ文脈内容ページよりも、違う文脈内容のページのほうが19%高い - ユーザカテゴリごとの違いも大きい
- 「ビジネス+金融」というカテゴリのユーザは、同じ文脈のほうが、CTRは109%、ATRは128%高い
- しかし、「エンタテイメント」というカテゴリのユーザは、同じ文脈では、CTRは92%、ATRは66%低い
- 重 要
パックになったオーディエンスセグメントや自動化されたルールベースのターゲティングでは、行動ターゲティングのメリットを最大限に生かせない。むしろ、行動ターゲティングのメリットを生かすには、独自セグメント化、リアルタイムでの人的データ解析が必要だ。
Source:BlueLithium (pdf)
なお、iMedia Connectionの「Why You Should Put Consumers In Control」は、日を改めて掲載します。
0 件のコメント:
コメントを投稿