Meade Automotive Groupというのはデトロイト地区で創業30年以上の車ディーラーだ。全米トップ100にランクインするDodgeディーラーとしてDodgeを長く販売してきた。それを評価され、1989年からはLexusの販売もやってきたようだ。
そのMeadeが、eROIと組んでLexusのブランド認知と販売プロモーションに初めてEmailを採用した結果レポートがiMedia Connecitonで公表されている。
Meadeは、eROIのベンチマークを採用、Email開封、クリック、コンバージョン、実販売を勘案し、300%のROIでキャンペーンを実施。
ク リエイティブには、Lexusブランドを感じさせる上品、しゃれたデザインを採用し、Lexusブランドのワイン、あるいはサービス費用10%割引を提供 するというキャンペーンクーポンを用意し、あらゆる部署、システムからかき集めた3,390のEmailアドレスへキャンペーンEmailを発信した。
キャンペーン前にMeadeが設定したゴールは実販売高2万㌦、300%のROIだったわけだが、実販売高は17.5万㌦を超え、ROIはゴールの11倍以上の3,417%となった。
今回Emailを発信したのは3,390人だが、そのうち、17.5万㌦の実販売に結びついたのは291人。発信リストの9%以下だということで、今後も、まだまだ可能性が大きいことを示している。
また、Emailの利便性や魅力的な質に賞賛の声が多かったようだ。
Source:iMedia Connection
MeadeというベンダーによるEmailを使ったブランド認知と販売促進キャンペーンだが、eROIのBlog、The Email Wars(Source: eMarketer/Forrester Research)によればEmailマーケティングは米マーケターが採用しているインタラクティブマーケティングチャネルのトップ、リッチメディアの Emailは5位となっていることからもその効果がうかがい知れる。
また、インタラクティブメディアゆえに、ほぼリアルタイムでの広告効果測定が可能で、キャンペーンへのフィードバックができる点でもMeadeが採用したのだろう。
しかし、ベースにあるのはLexus本体のTV、プリント、オンライン、屋外などでの総合露出の上に、Meadeの成功があることだ。それなくしては Meadeの成功はありえない。Lexusの露出が蓄積していたからこそ、日常生活に深く浸透しているEmailが決め手となった。
Web Marketing + Emailでも紹介したが、他の多メディア露出をベースにEmailを使ったコンタクトポイント獲得は非常に有効なようだ。
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