Competeのコメントは以下の通り。
- WiiおよびXbox 360は、1月から2月にかけて根強い需要があり、年末商戦以降の通常期レベルに入っている
- PS3の需要は、同時期に30%も低下しているため、Xbox 360の販売数よりも大きく下回る
- Wiiはオンラインの小売需要を依然として独占しており、PS3の約2倍、Xbox 360の60%増しとなっている
- Xbox 360リリース時と比べ、WiiおよびPS3は年末商戦時期にトータルな需要を喚起したが、PS3の急激な需要減は、あおられた人気がしぼんだことをしめしている
Competeは、上のコメントの後に続けて、Wii、PS3、Xbox 360を擬人化した座談会を開いているが、それはおくとして、データソースのVG Chartを見てみる。その最新データによると、Xbox 360の総販売台数が977万台、Wiiが625万台、PS3が280万台となっている。1年以上前にリリースされたXbox 360を昨年11月19日に米国でリリースされたWiiが追っている。Wiiは今年末までにはXbox 360を追い抜くのではないかと思わせるほど差を詰めている。しかし、PS3は米国はまあまあとしても、日本、その他で実績が上がっていない。
Competeのコメントが言うように、オンラインショッピングで独走するWiiが、次世代機の王者になるのではないだろうか。やはり、「Next Generation Consoles」で書いたように、オンライン露出が現実社会で重要性を増しているだけに、その視点をマーケティングのコアに据える必要があると思うのだが...。
Source:VG Charts / Next Gen Wars - The Latest Worldwide Console Sales
0 件のコメント:
コメントを投稿