- 2006年
- オンライン広告市場規模は前年比41.2%増の45.6億元
- 検索広告は同69.1%増の15.7億元、全体の34%を占める
- 5大サイト
- Sina、Baidu、Sohu、YahooそしてNeteaseの順
- 5大サイト合計で3億元前後の売上
- 2007年
- オンライン広告市場規模は同23.8%増の56.45億元と予想
- 検索エンジン市場
- Analysys Internationalの予想では検索エンジンプロバイダはオンライン広告市場でのシェアを伸ばし、BaiduがSinaを抜くだろう
- Tencent、あるいはGoogle (中国) がトップ5入りを果たす
- キーワード検索
- オンライン広告市場においてキーワード検索広告はますます重要な役割を果たすことになる。
- 2005年、キーワード検索の市場シェアは29%
- 2006年、同34%
- 2007年、同36%
- ブランド広告市場よりも検索エンジン市場が拡大する
- Baidu対Sina
- 2006年 Baiduは検索エンジン市場でトップ
- 市場シェアは2005年の33.1%から、20%ポイント増の53.3%へ
- 四半期ごとの増加率はBaiduの30%に対して、Sinaは20%
- 2005年時点でBaiduとSinaの広告収入ギャップは3.5億元、2006年に5,000万元に縮小
- 2007年、BaiduがSinaを追い抜くと予想されるが、成長率は鈍化
- Google(China)
- 2006年、Google (China) の売上は2005年の倍増
- 市場シェアは16.1%へ伸び、Yahooを抜いて検索エンジン市場2位へ
- Yahooは2005年の27%から2006年は15%へダウンし、3位へ陥落
- オンライン広告市場全体で、Googleは7位、2.5億元
- 2007年、Google (China) はオンライン広告市場で5位以内へ躍進
どこを見てもGoogleの勢いは止まらないようだ。ただし、Power of Internetで書いたように中国当局が行うインターネットアクセス規制と検閲のからみから、どのWebサイト、検索エンジン、Blogも問題を抱えている。つい最近も、Asia MediaによるとBlog削除問題があり、4人の弁護士がSina.comへ公開質問状を送っている。
Googleも過去に中国政府からアクセスを遮断されたり、ニュース配信をブロックされた経験がある。今は当局のオンライン検閲に従うことでアクセスが担保されているが、いつ、どうなるかは誰も知りようがない。ただし、来年のオリンピックを控えている関係から、アクセス遮断といった極端な問題はひと段落だろうか。
参考:Power of Internet
Source:Asia Media / China: Legap Experts slam portal's censorship
0 件のコメント:
コメントを投稿