ニューストラフィックインデックス:
100以上のグローバルニュースサイトから数十億ページビュー(PV)以上を毎日配信しているそうだが、そのデータをチェックすることができる。全世界、各地域ごとのトラフィックをVM(Visitor Per Minute)というインデックスで示している。各地域の時間帯インデックスもあるので時差も関係なく、地域ごとのトラフィックフローを確認することができる。


アクティブストリーム・ヒット・ビジター
アクティブストリームは24時間内のピーク、平均をオンデマンド、ライブストリーム別に表示、HTTPヒットもリアルタイムで地域(北米、南米、欧州、アジア、アフリカ、オーストラリア)ごとに表示、そして、1分ごとのビジター数も24時間内のピークなどのデータを表示してくれる。
これ以外にもネットワークパフォーマンス比較、リアルタイムWebモニターというインデックスも公開準備中となっている。

様々な調査データがオンラインで一般に公開され始めたのがこのBlogを書き始めた理由のひとつだが、この流れは、リサーチ会社だけではなく、検索関連企業、ツールバー配布企業、そしてAkamaiなどの企業にも広がってきた。
情報を共有する際、障害になりかねない知的所有権や著作権問題がある。しかし、オンラインでの情報発信、共有が新しい価値を創造することも事実だ。Blogなどをベースに顧客企業とプロジェクトがスタートすることもある。特に個人が情報発信を開始し、大きなうねりとなっている現在、企業側だけが情報鎖国を行うことは自殺行為に近い。
欧米各国企業がWeb、Blog、Webinar、Podcastなどを利用し、非常に広義のクリエイティブコモンズ的に様々な情報を発信、露出してゆけば、それを元に様々なコンテンツが流通してゆく。これがブランドを消費者・ユーザの手に委ねることにもなり、ボトムアップ、グラスルーツのマーケティングともなる。トップダウンのマーケティングと決別するのではなく、パラレルに走らせる必要があるのではないだろうか。
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