Motorolaは、Maxim.com、VH1.com、UGO.comにおいて、新しい体験ベースの製品プレースメントをフィーチャーしたバナー広告を超えるキャンペーンを展開している。また、Wirefly.comではアバターベースの着メロを作り、友人と共有する機能を提供している。Q4は、若者、男性がターゲットだ。
Maxim.comは、独身貴族の部屋の至る所に置かれた製品をクリックしてもらい、Bluethoothやその他の無線製品を知ってもらうMotorola Padセクションをホスティングしている。置かれた製品には、Bluetoothヘッドセット、Qフォーン、ポータブルBlutoothスピーカーがあり、それらをクリックすると説明がポップアップする。そして、「Learn More」をクリックすると、例えばBluetoothプロモサイトへリンクされる。その他、部屋に置かれたラップトップPC、TV、手紙の束などMotorola製品と直接関連しないものはMotorolaの代替製品がポップアップしてくる。
また、Motorola Padには、Emailなどユーザデータを入手できる「Pimp Your Pad」というMotorola製品を獲得できる懸賞応募リンクもある。
北米Motorolaの広告代理店Carat FusionのSean Corcoranは、「我々が目指したのは、Motorola製品とハイエンドのアーリーアダプターオーディエンスとの間で対話を成立させること」、「重点はQフォーンと、我々が言うところの[Mobile Me]製品、Bluetooth製品を毎日必要とするツールとしてポジションすることだ」と語る。
Motorola Padは、サイトがクライアントの代理店として、クライアントのメディアプラニング部門の命令どおりに動き、特定Webサイトのオーディエンスとコンテンツに適したクライアント向けのカスタムソリューションを開発するという、急増するトレンドを示している。
MotorolaがスポンサーとなるWirefly.comの携帯用アバターは、Wirefly.comの親会社で携帯電話販売オンラインサイトや他サイトを所有するinPhonicと、アバター専門業者のOddcastとのパートナーシップで行われる。
Wirefly.com/udooへアクセスするユーザは、個人アバターを作り、音声を入れることもできる。それをMMS (Multimeida Messaging Service) を使い、友人に送ることもできる。友人はそのアバターを電話番号に貼り付け、電話が来るとそのアバターが表示されることになる。
また、アバターはMySpaceにアップすることも、Emailで共有することもできる。この特典は60日間だけ無料で、その後、毎月4.99㌦が必要だ。
Source:ClickZ / New Motorola Campaign Go Beyond the Banner
Carat FusionのSean Corcoranが言う、「Motorola製品とハイエンドのアーリーアダプターオーディエンスとの間で対話を成立させる」目的は、
- インフルエンサーであるアーリーアダプターにMotorola Padを通し、それら製品を毎日、必要とするツールとして認識する疑似体験をしてもらう
- インフルエンサーとしての能力を生かしてその疑似体験、およびアバターをアーリーマジョリティへ波及してもらう
- MySpaceへもアバターをアップさせ、多様なユーザにバイラル効果を狙う
- また、ユーザデータを入手し、サイトデモグラフィックの検証・確認と、次キャンペーンへのDB充実などを行う
デジタル時代の先端を走るイノベーターとアーリーアダプターの地域を越えた影響力を活用し、コンテンツを創造・発信・共有・交換するCGMトレンドにのり、バイラル化したコンテンツによる多様・広範な露出を計る戦略が見えてくる。
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