XiTi Monitorが、欧州、フランスとスペインにおける時間帯ごとのインターネットユーザのアクセスシェアを公開している。
まず、2008年3月の欧州30カ国における平日、週末の時間帯ごとのWebアクセスだが、平日のアクセスの約半分は午前10時から午後5時に行われている。午後5時以降はアクセスが減少している。午後5時から深夜にかけてのアクセスは34%、深夜から午前10時までは10数%になっている。週末のアクセスの43%は午後5時から深夜に行われている。平日と違うのは分かるが、この時間帯にSNSをめぐり、Chatや書き込みをしているのだろうか。
欧州30カ国平均では、平日のプライムタイムは午後1時から2時、週末は午後7時から8時ということになる。
フランスを見ると平日のプライムタイムは欧州平均と同じだが、週末の場合は午後6時から7時の間となり、1時間程度早まっているようだ。、
最後にスペインを見ると、シエスタの影響で午後2時から3時は中だるみがはっきりしている。また、週末の午後8時にピークがきている。欧州平均とは明らかに違う。ということでスペインの平日のプライムタイムは欧州平均と同じだが、週末は午後8時から9時の間となる。
Source:XiTi Monitor / Internet Primetime in Europe
以前紹介した、comScoreの「Internet, New Primetime」でも米国のインターネットアクセスは午後7時にピークがきている。それもTVリーチの35%を上回る40%を獲得している。
参考:Internet, New Primetime (Online Ad 2008/05/26)
XiTi MonitorのデータはTVとの比較がないことと、一日を100%として時間帯ごとのシェア%を出している点が惜しい。これを時間帯ごとに、インターネットユーザおよび人口ベースのリーチとして、それをTVと比較してくれるとメディアごとの力関係が明白になっただろうに残念だ。
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