昨年Q4の四半期ごとの契約者数増加と比較してみる。はっきりと米国の勢いがなくなってきている。2007年Q4で330万契約程度あったのが、2008年Q1には250万程度だ。それに引き換え、中国は留まるところを知らない。2007年Q4で300万程度だったのが、2008年Q1には440万程度まで伸びている。
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Source:Point Topic / World Broadband Q1 2008 (pdf)
中国とインドが元気だ。中国だけではなく、インドのBBも延びてきた。上の四半期ごとの契約増を見ると2007年Q4には9番目だったが、2008年Q1には日本、ブラジルなどを抜き去って6位、約50万契約増となり、累計では363万契約だ。Point Topicが公表している国の四半期ごとの伸び率の中で、17.36%増というのは最大だ。アジアのBBで見ると、契約増加が鈍ってきた台湾(466万、0.58%増)、オーストラリア(574万、6.4%増)にもうすぐ追いつくだろう。
InternetWorldStats.comによれば、インドのインターネットユーザは6,000万人で、2000年から2007年までの伸びは1,100%だし、comScoreの新しいデータによれば、15歳以上のインターネットユーザは2,800万人で昨年同期比27%増となっている。アジアでは中国、日本に次ぐ3番目のインターネット大国になっている。
あと何年かすると中国の人口を抜くとも予測されているインド、英語ユーザが大半を占めるインド、携帯ユーザが爆発しているインド。この国が消費する(英語)コンテンツは膨大になる。そしてのその消費するコンテンツは何もインド国内だけではない。英国や米国の英語コンテンツも消費されてゆく。
Source:comScore / Top Web Sites in India for May 2008
Source:InternetWorldStats.com
参考:Mobile in India (Online Ad 2008/06/23)
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