それは米Timeのポスティングに使われているチラシだ。下図の下部を見ると;
「YES, it's important to me to get real insight into the news. Please send me a full year of TIME -- 56 issues --- for the amount indicated below」
と来て、
「My check is endorsed for $ ( 空 白 ) 」
となっている。
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PIBは2008年Q1の雑誌の成績(広告収入、広告ページ数)を発表している。全体的に見ると四半期で57億㌦、合計50,695.6ページで、前年同期比それぞれ0.4%減、6.3%減となっている。主だったところだけを拾い上げたが、どれもこれも赤、赤のオンパレードだ。
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参考:Visit Britain、Visit Kora、Visit Japan (Online Ad 2006/09/28)
ビジネス誌・一般ニュース紙も下げ止まりは見えない。ただ、Wiredだけが一人気を吐いている。
広告費は通常毎年値上げされているから、広告ページ数が減ったとしてもある程度の吸収はできる。しかし、広告ページ数が全体で6.3%も減っていては売上も減らざるを得ない。
Source:New York Post / REPORT: NO PAGE TURNER
Source:Media Bistro / How Much Would You Pay for a Year of Time?
Source:PIB Revenue & Pages / Jan - Mar 2008 vs 2007
だとしても、TIMEの「それこそいくらでもいいから購読してください」的なポスティングチラシは、ブランドの信頼と評価を傷つけ、財務的にもマイナスだ。
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