「アダムとイブ」「アップとダウン」「芸術と科学」「東と西」という4つのペアがフィーチャーされ、「What’s a left without a right?」というキャンペーンテーマへ落としこまれている。
オンラインはオランダ、仏、独、オーストリアで展開されている。オンラインも4つのシリーズでキャンペーンが展開されている。下は、「豊胸手術なしのPamela Anderson」をフィーチャーしたパート1だ。
Source:The Inspiration Room / Asics Left and Right
「豊胸手術なしのPamela Anderson」に加え、「McCartneyのいないLennon」、「KITTなしのKnight Rider」、そして、「(オランダサッカー界の伝説)John Cruijffが発音法を習ったら」という4つのバイラルビデオが5月19日から5月26日にかけてアップされている。
Viral Blogによると4本あわせて25万回以上視聴されているそうだ。パート1は視聴回数全体の60%、パート2は24%、パート3は14%、そしてパート4は3%となっている。
Source:Viral Blog / Asics: Imagine Pamela Without Plastic Surgery
YouTubeだけではなく、123video.nl や Kewego といったオランダローカルのビデオ共有サイトにもアップされ、オランダおよびベルギーのBlogで取り上げられたとは言うものの、合計で25万回の視聴回数は寂しい気がする。
Viral Blogは、「オランダで実施され、最も成功した他のバイラルビデオ例と比べ、世界的な露出が少なかった」と評価している。
ここがポイントだろう。特定国・地域をターゲットとしたバイラルであったとしても、どこから火がつくのかは神のみぞ知るだ。しかし、世界中のインターネットユーザはトップサイト、トップクオリティを持ったコンテンツサイトへアクセスしている。これらサイトでピックアップされ、多くの注目を集めることで、コンテンツは世界中に露出し、消費され、共有、再露出されてゆく。
ローカルサイトからグローバル化を目指すよりは、グローバルのトップサイトからのトップダウンがベストだ。
また、BlogやSNSでの露出も欠かせない。TubeMogulによれば、ユーザがビデオを見つけるのはYouTubeなどビデオ共有サイトへ行って、そこで検索するケースだ。これが45.13%に達している。
そして、リフェラルトラフィックに関して言うとどこがメインというものはないが、リフェラルトラフィックの80.88%はロングテールのBlogからだ。
- 80.88% Blog
- 11.18% 検索エンジン
- 3.66% ソーシャルネットワーク
- 3.19% ソーシャルブックマーク
- 0.63% ビデオ検索エンジン
- 0.05% Email/IM
Source:TubeMogul / How do people discover videos online?
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