2009/06/08

GM Reinvention Campaign

6月1日に連邦破産法11条の適用申請をおこなったばかりのGMだが、すでにGMそのもの、そのイメージを再構築するためのキャンペーンが始まっている。(下をクリックでサイトへ)

YouTubeには破産法の適用申請直後にアップされたTVCFも上がっている。


GM Reinventionサイトには、Flickr、Twitter、そしてFacebookへのリンクがある。
Facebookへ行けば、CEOのFritz Hendersonが6月4日にGMのBlog、Fast Laneで行ったユーザとのライブチャットのアナウンスもあがっている。Fast Laneへ行けば1時間にわたったライブチャットすべてを見ることもできる。

Source:Behind The Buzz / GM Launches Reinvention Campaign
Source:Facebook / General Motors
Source:Fast Lane / Fritz Henderson Answers Your Questions

世界の自動車産業の覇者として長年にわたって君臨してきたGMが破産法適用を申請し、米政府の管理下に入った。これによって影響する業界、子会社、部品メーカー、販売店は数知れず、現在、GM車のユーザにも影響が出るかもしれない。

風評、噂、ガセネタが飛び交い、疑心暗鬼が大きく渦を巻き、再生など夢のまた夢になる可能性もある。100年に一度の大波にさらわれ、海の藻屑となるしかないのかもしれない。

しかし、GMが選択したのは透明、公明正大な情報提供だ。そのチャネルの大半はインタラクティブチャネルが選択され、中でもソーシャルメディアスペースが活用されている。

つい先頃であれば、ポータル系や、メディア系サイトをジャックして、一方的な情報提供を行っていれば済んだかもしれない。しかし、今、消費者・顧客・ビジネスパートナーの声を聞かずして、この極難に立ち向かう企業の姿勢を示すことにはならない。

彼らの声を聴き、企業の再生、再構築フローを理解してもらうチャネルはソーシャルメディアスペースにしか存在しないのだ。そう、通常のビジネスやマーケティング活動においても同じように。

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