2009/06/05

P&G Social Media Lab

SlideShareに「Overview of P&G Social Media Lab」というスライドが上がっている。

まず、Social Media Labとは何かを説明している。
  • 新しいブランド構築モデルを開発する
  • 学習速度をアップする
  • 広範でフォーカスしたアクティブな実験を実行する
  • 他部門とのコラボレーションを行う
縦割り、サイロ組織とは対極にある有機的で社会的な人間(消費者)を理解、把握するために、このSocial Media Labは「根本的な企業文化(・組織)などを変革するものであり、技術がもたらしたものではない」としている。(blingはbringのミス)

訂正:
上で「(blingはbringのミス)」としたが、読者から指摘があった。「Bling」は俗語で「お金をかけてきらびやかな装飾品」といった意味だそうです。ということで、「技術がもたらしたものではない」は、「ちゃらちゃらした技術に関するものではない」へ訂正します。
そしてソーシャルメディアを一刀両断、明確に定義している。
すなわち、「ソーシャルメディアは技術や伝統的な広告ではない。人間同士のやり取りを促進するものだ」と。
Source:SlideShare / P&G Social Media Lab

技術や伝統的な広告ではないソーシャルメディアが人間同士のやり取りを促進し、既成および独自コンテンツやメッセージが消費され、共有され、拡散されてゆく。そしてのこのソーシャルメディアは人間・消費者の声を企業・ブランドに直接、届けるチャネルでもある。

昨日、「The End of Advertising -2」を書いたが、このコンテンツやメッセージを消費者に届けていた広告、また、その広告チャネルとしてあるメディアの存在意義が問われている。

参考:The End of Advertising -2 (Online Ad 2009/06/04)

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