v1.0には、通常のプレスリリース要件に加えて、以下の項目がある。
- (目的別に作った)del.icio.usページへのリンクおよびRSSフィード
- 写真、MP3・Podcast、画像、ビデオへのリンク
- 企業のニュースセクションからのRSSフィード
- del.icio.us、Technorati、Diggへの投稿・タグボタン
- 企業のニュースルームへのパーマリンク
- OPMLフィード、Share This、Sphere Itボタン
- コメント(承認要)
- トラックバック
- 写真、MP3・Podcast、画像、ビデオのエンベッドコード
Source:PR-Squared / Social Media Press Release v1.0
Source:PR-Squared / Social Media Press Release v1.5
以前、MultiVu、EdelmanのE-Press Releaseを紹介したが、PR-Sqaredのv1.0もそれらとは大差がなかった。
参考:E-Press Release (Online Ad 2006/12/12)
しかし、v1.5になると、ユーザがコンテンツをコントロールしている現状を理解した上で、修正してきたことが明白だ。写真、画像、ビデオなどのコントロールを企業側が一手に押さえていたv1.0からすると、エンベッドコードを提供したり、コメントやトラックバックを提供することでユーザに提供する自由度が上がっている。
たった3年ほどでこれほど変化した状況がある。
そして、もっとも大きな変化は、これらニュースリリースの送り先には、既成のオンラインメディアもあるが、それ以外に様々なソーシャルメディアスペースのサイト、サービスが考えられていることだ。それは既成オンラインメディアからソーシャルメディアへユーザがシフトしていることからも当然だし、既成オンラインメディアで露出されたコンテンツが、そのユーザだけにとどまらず、その先のユーザにも共有してもらうことが重要だからだ。
いつまでも、四角四面のテキスト一辺倒、サマリもついていないpdfのリンクがあるだけといったプレスリリースを流すことは許されない。新製品のリリースを受けて、Googleしてもどこへも飛んでゆけないプレスリリースページに誘引されるのはネガティブキャンペーンに等しいのでは...?
HubSpotによれば、
- 毎月、50,000前後のプレスリリースが発信されている
ということは;
=一営業日あたり約2,500件
=一営業時間あたり約300件
=12秒に1件
このプレスリリースの海、洪水の中で何をすべきかは明らかだ。
Source:HubSpot / How to Be Smarter Than Your PR Agency (pdf:要登録)
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