Burst Mediaが、18-24歳までの大学生800人以上を調査し、メディア消費についてレポートしている。
18-24歳までの大学生の三分の一以上(33.6%)が、1週間に10時間以上インターネットを利用すると答えている。20時間以上の学生は20.3%に達する。
しかし、大学生は、TVやラジオをインターネットと同じようには消費していない。実際のところ、1週間に10時間以上TVを観ているというのは18.8%、ラジオは18.2%にしか過ぎない。また、3時間以下しかTVを観ないのは30.1%、ラジオは45.6%にも上る。
いかに、今日の大学生が、既存メディアからインターネットへシフトしているかが分かる。
そして、注目すべきは次の点だ。
63.7%は、TVを視聴している時、同じようにコンピュータを利用していると回答。60.2%は、ラジオを聴取している時、同じようにコンピュータを利用していると回答。
TVを視聴中にコンピュータを利用する人たちの35%はいつもそうしている、28.3%がたまにする、36.7%がめったにしないと回答している。
Source:Burst Media / College Student Online
「TV's Effectiveness is waning」 の中でEIAAの資料を紹介したように、メディア消費のメッシュが進んでいる。メディアの利用、消費を単独メディアだけで測る時代は終わっている。また、 ユーザのメディア消費を、発行部数や視聴率、消費時間で測る時代も終わっている。加えて、プッシュだけ、プルだけのアプローチも終焉を迎えている のかもしれない。
マルチメディアをマルチタスクで消費し、コンテンツプロバイダーであり、感染爆発の起爆剤でもある消費者を把握するには既存の計測方式では立ち行かなくなっている。
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