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1) インターネットを使うことによって他のメディア消費が減ってきている。加えて、その傾向は、15~24歳の若年層で顕著となっている。特に、全国紙(-27%)、地方紙(-22%)、雑誌(-21%)、ラジオ(-15%)がその影響を受けている。
ところで全世代でのTVへの影響を見ると、全体で-16%、15-24歳で-13%、45-64歳で-18%となっている。メディア単位で最もインターネットの影響を受けているのはTVだ。次に全国紙が-14%の影響を受けている。
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この5年間に全世代で10%、16-24歳で16.3%低下したことになる。たった5年間で、これほどの大きなメディアシフトを生んでいる理由のひとつは若年層とSNSだろう。
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ブロードバンド化が進展するにつれ、アクセスカテゴリは広がり、SNSへのアクセスも当然増えることになる。また、Blog立ち上げも増加し、情報の訴求範囲が広がることになることから、やはり、SNSは目を離せないターゲットグループだ。
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しかし、上のデータにあるようにTV視聴が低下してきているのは間違いないので、今後、TV広告費の一部がオンラインへシフトして行くのも間違いないだろう。
Source:The Communication Market 2006(Presentation by Ed Richards : pdf)
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